GlobalLogicがリーダーシップの交代を発表 スリニ・シャンカールが社長兼CEOに就任
株式会社日立製作所(以下、日立)の米国子会社であるGlobalLogic Inc.(以下、GlobalLogic)は、本日、同社の社長兼CEOに、Chief Business Officer(CBO:最高事業責任者)兼Head of Global Industries(グローバル・インダストリー統括)である Srinivas (Srini) Shankar (スリニヴァス (スリニ)・シャンカール)が、2025年2月3日付けで新社長兼CEOに就任することを発表しました。現社長兼CEOのNitesh Banga(ニテッシュ・バンガ)は、日立およびGlobalLogicを離れ、新たな挑戦に取り組みます。
バンガは、2018年6月にGlobalLogicに着任以降、持ち前のリーダーシップと多様な専門知識を生かしてGlobalLogicをオーガニック、インオーガニックの両面で大きく成長へと導き、GlobalLogicのオファリングやケイパビリティ、フットプリントを拡大し、デザイン主導のデジタルエンジニアリングのグローバルリーダーとしてその進化に貢献しました。また、日立によるGlobalLogicの買収でも中心的な役割を果たし、GlobalLogicと日立のシナジーの加速、日本地域におけるGlobalLogicの事業拡大に尽力してきました。
バンガは、「私は、我々が達成したGlobalLogicの成長、お客さまとその先のユーザーへの価値創出、そして、私の在任中に日立全社でデジタルトランスフォーメーションを実現してきたことを誇りに思います。シャンカールの強力なリーダーシップと専門性はGlobalLogicを次の成長へと導き、お客さまの変革を支援してくれると確信しています。」と述べています。
新社長兼CEOとなるシャンカールは、先見性を備え、戦略的で結果を追求するリーダーシップを約30年にわたり発揮し、変革による持続的な成長、テクノロジー・サービスの革新、卓越した顧客満足の実現など、デジタル業界においてさまざまな成果をあげてきました。2023年にGlobalLogicに着任以来、CBO兼Head of Global Industriesとして、同社のGo to Market戦略の策定と実行の指揮を執り、主要な産業ビジネスユニット
ビジネスユニットの成長を加速し、業種特化のケイパビリティを拡大してきました。GlobalLogic入社前は、CognizantとInfosysで重要なポジションを歴任し、事業変革と目覚ましい成長を推進した経験を有しています。
シャンカールは、「私は、社会や地球環境にポジティブな影響をもたらすデジタルの商材・サービスのデザイン、エンジニアリングを手掛けるGlobalLogic、またその革新的で情熱的な社員を率いることを、誇りに思います。今後、お客さまの変革を支援し、私たち独自の優れたケイパビリティ、コミットメント、エンジニアリングへの思いを通じて、日立が注力する社会イノベーションの実現に取り組むことが、非常に楽しみです。」と述べています。
日立製作所 執行役社長兼CEOの小島啓二は、「さらなる事業成長を主導する新たなGlobalLogicのリーダーとして、シャンカールの就任を心から歓迎します。シャンカールが、これまで培ってきた素晴らしい実績・経験は、今後、GlobalLogicをさらなる成長へと導くとともに、日立のデジタル・セントリックな企業への変革を加速してくれると期待しています。バンガは、GlobalLogicの目覚ましい成長を牽引するだけでなく、日立との革新的なコラボレーションを促進してくれました。バンガの今後のさらなる成功を祈念しています。」と述べています。
日立製作所 執行役副社長の德永俊昭は、「シャンカールは、業界での豊富な知識・経験を生かし、徹底して顧客起点の戦略を推進することで、GlobalLogicの市場拡大と持続的な成長を実現し、日立のOTセクターと連携したシナジー創出にも積極的に取り組んできました。彼のリーダーシップは、GlobalLogicのさらなる成長において不可欠であり、日立グループがデジタルをコアに「真のOne Hitachi」を実現し、グローバルな成長を持続的に加速させるために極めて重要であると確信しています。また、バンガが日立およびGlobalLogicにもたらした長年の多大なる貢献に感謝するとともに、今後のさらなる活躍を祈念します。」と述べています。
■GlobalLogicについて
GlobalLogic は、デジタルエンジニアリング業界のリーディングカンパニーです。グローバルな顧客基盤を有し、革新的なプロダクトやプラットフォーム、さらにはデジタルな体験価値を、お客さまとともにデザインし構築します。GlobalLogic が強みとする、エクスペリエンスデザインや高度なエンジニアリング、データに関する専門知識を組み合わせることで、お客さまのデジタルトランスフォーメーションを支援しています。GlobalLogicは、シリコンバレーに本社を置き、世界各地にデザインスタジオやエンジニアリングセンターを展開しています。通信、金融サービス、自動車、ヘルスケア、ライフサイエンス、テクノロジー、メディア・エンターテイメント、製造業、半導体など、多種多様な業界のお客さまへ、GlobalLogic の深い専門知識を提供しています。
GlobalLogic は日立製作所のグループ会社として、データとテクノロジーで社会インフラを革新する社会イノベーション事業を通じて、人々が幸せで豊かに暮らすことができる持続可能な社会の実現に貢献します。詳しくは、ウェブサイト(https://www.globallogic.co.jp)をご覧ください。
■日立製作所について
日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリー ンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」という3セクターの事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。3セクターの2023年度(2024年3月期)売上収益は8兆5,643億円、2024年3月末時点で連結子会社は573社、全世界で約27万人の従業員を擁しています。詳しくは、日立のウェブサイト(https://www.hitachi.co.jp/)をご覧ください。
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